心理の時間……

2000年11月25日
 私はこれが一番苦手である。
 心理の先生、早い話がカウンセラーと一対一で話をするのが、怖いのである。

「おはようございます」
 名前を呼ばれて個室にGO! で、一発目に今日の挨拶をされる。
 私の場合、挨拶を返さないことが多い。緊張しているからである。

「じゃあ、はじめましょうか」

 私があいている椅子に荷物を起き、座れる体制になるとそう言う。

 で……

 何を話したらよいのでしょう……。

 お天気の話をするにはとぼけすぎてますよね。
 でも、先生の「ほら、言ってご覧なさい。なんでも聞いてあげるから」という態度に脅されるのである。何かを話さないとまずいという気にさせられる。
 で、
 「どうゆう話をすれば、先生としては良いんでしょうか?」
 今日はリクエストをつのってしまった。

「治したいのは、私じゃなくて貴方なんだから、貴方が思ったことを話せばいいのよ」
「……でも、それでいきなり天気の話をしたら間抜けですよね」
「?」
「話題が見つからないんです」

 結局今日はどうゆう話をするのがよいのかという話になってしまった。

 最後に、「どんな顔をして会社に行ったらいいのかわからないんです」(12月から復職予定)といったら、
「病み上がり〜って顔をしてればいいのよ。いきなり元気な顔をする必要はないわ」
とのこと。

 木曜日まで毎日「病み上がり」の練習をしようと心に決めたのであった……。

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