リュック……

2001年7月31日
 あまりにも仕事が暇だったので、いろんなHPを覗いていた。ら、私の好きなブランドの鞄が楽天でディスカウントされているではありませんか!
 思わず画面に食い入る亀。が、私の好きなシリーズの鞄がない! あったら即行買うのに〜っと思いつつ、そのブランドのHPへ。
 あるあるある。私の好きなシリーズの鞄。しかもリュックに一目惚れ。ほしい! でも、難点が一つ。イタリアのブランドなので値段が解らない!
 この鞄、いくらだーっ! 
 で、HPを調べてみると関東地方は新宿小田急、渋谷西武に出店しているらしい。渋谷は嫌いな街なので、新宿小田急にレッツゴー。

 しかし、私のお目当ての鞄はなく、そのシリーズさえ陳列されていない。しょうがないので店員さんに声をかける。
 「MD20シリーズは置いてないんですか?」
 「ありますよ。どのタイプですか?」
 カタログを広げる店員。指さす亀。
 「これですか……ちょっと待ってください」
 在庫置き場に消える店員。わくわくしながら待つ亀。ちなみに値段は19000円と判明。
 「すみません、この上のサイズのタイプならばあるんですが……」
 と、各色を持ってきて見せてくれる店員。
 でも欲しいのはそのサイズじゃないのだぁ!
 私が欲しいのは小さいサイズの紺色のリュック。なぜなら、そのシリーズは私は紺で統一してあるからである。
 「在庫の方もあるか解りませんね……。このシリーズは日本では撤退するかもしれないので……」
 なんですとぉ!? 私は愛しているんだよぉ、このシリーズ!
 「たしか、渋谷の方にも出店してましたよね。そちらの方は在庫、ありますかね?」
 「ちょっと難しいですね……」
 いや、私が期待していたのはそうゆう言葉じゃなくて……。
 「在庫の方があればお取り寄せもできますが……。ただ、その場合は買い取りになってしまいますので……」
 いや、そうじゃなくて……。
 「渋谷の店舗に電話で聞いてみますのでお待ちいただけますか?」
 そうそう。それが正しい店員の姿。
 が、なかなか電話がつながらない。
 「他の店舗の在庫状況も調べてみますね」
 じりじりと待つ亀。しかし、なかなかネットがつながらない。タイムアウトしてしまう始末。
 が、
 「渋谷の方に在庫があるそうです。紺色はないとのことなんですけど……」
 「じゃあ、現物が見たいので、そちらの方に行ってみます」
 というわけで、店員に名前を告げて、行きたくない街No.1の渋谷へ移動。
 「すみません、さっき電話しました……」
 「あ、はい。承っております。少々お待ちください……」
 ……店員の質がよいぞ、こっちは。
 で、出てきた私が欲しい紺色以外の色のお目当てリュック。
 やっぱり可愛い。ロゴも愛おしい。
 で、一番ロゴが目立つグレーのタイプを購入決定。

 「お疲れさまでした」

 買ったあとの店員さんの言葉はそれでした。
 あー訓練された店員さんは言う言葉も違うのね。とかみしめながら、渋谷の街を後にした亀でした。

 ちなみになかなか電話がつながらなかったのは、渋谷店では携帯を使っていたせいだと思います。(新宿店はちゃんと電話回線を持っていた)

 それにしても、最近買い物依存症にかかっているような気がする亀であります。ま、ストレスが溜まっているからかもしれませんが……。

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