うっ……!

2001年8月10日
 なんじゃこりゃあ! です。
 気がついたのは通勤の電車内。吊革を握っていた手を見て、目が点。

 手に内出血のような赤いぼつぼつが……

 時折出はするんですけどね。でも、こんなに大がかりにぼつぼつしたのは初めてです。ずーっと見て見ると肩の方までぼつぼつが続いている。
 で、見ましたよ、左腕。
 が、左腕はなんともない。
 おやぁ? です。
 だいたい両手に出るものなんですが、左手はいつもの通り。右だけが蕁麻疹のような赤いぼつぼつ。かといって、蕁麻疹のように盛り上がってはいない。かゆいどころがじんじんと痛い。

 薬の副作用か?

 そう思うも、精神科に通う前から、時折こうゆうのは出ていた。ので薬説、却下。
 出ているのは右手だけである。全身がかゆくなってこないから、蕁麻疹説も却下。
 じゃあ、あとはなに?

 ともかく、片手だけというのが怪しい。ちなみに右腕で今週何かやったことといえば、筋肉注射(いつものやつ)だけである。
 でも、今まで出たことはなかった。ので却下。

 しょうがないので病気に詳しい後輩を捕まえる。

 「ねー、見てー」
 「蕁麻疹!?」

 彼女も目を見張る。何となくうれしい。

 「でも、盛り上がってはいませんね」

 それでも彼女はさめている。つまらぬ。

 「とりあえず、病院に行った方がいいですよ。こうゆう発疹が全身に移行して、失明するケースもあるんですから」

 なんですとぉ!?

 今度はこっちがびっくり。
 「でもねー、今日の担当医は外科なんだよねー」 私もさめている(そもそもお向かいのビルに入っている医者には皮膚科の担当はいない)。
 
 「外科でも良いから行って来なさい!」

 怒られる。でも、病院は10時から。
 ……万が一のために10時に病院に電話をしてみる。

 「すいませーん、こうゆう症状なんですけど」

 電話で説明する亀。看護婦さんも要領を得ない感じ。だって、蕁麻疹に似てるけど立体的じゃない、とか、血管がぶちぶち切れてる感じ、とか言ったって、誰もわかんないでしょ?

 「とりあえず、夕方お見えになる先生ならば解ると思うので、夕方きていただけますか?」

 というわけで、3時に病院に行くこと決定。
 多分ビタミン注射でも打たれておしまいなんだろうな……。その前に消えているかもしれないけれど。
 

コメント