親亀転けずに……

2001年10月23日
 朝、早朝です。
 出勤途中で思い切り転けました。
 おかげでお気に入りのコートの肘が破け、じんじんと痛む左肘。
 会社について、服を着替えるときに見てみたらびっくり! 服は何ともなかったのに、肘がずる剥け状態。幸い服に血は付いていない模様。
 救急箱を持ち出して、一人で応急処置をする。

 「痛いよー。しみるよー」

 心の中で泣きながら、応急処置終了。
 そんなこんなで、仕事開始。
 が……。

 「あ……」

 ブラウスに黄色い薬の染みが付いてしまった。
 まあ、仕方がないと思いつつ、仕事、続行。

 「ん?」

 肘が妙に冷たい。
 見てみる。と、

 「うげっ!」

 白血球の死骸(早い話が膿)と血がブラウスの肘に水たまりを描いている! しかもその水たまりはどんどんと大きくなってゆく。

 さて、ここで亀はなんて考えたでしょう。

 正解:「書類、汚してないよな!」

 怪我してもあくまでも会社員な亀。肘の当たりにあった書類をチェック。
 その後、昼休みに医療系の子に改めて応急処置を施してもらいました。

 「……痛いよぉ」
 「当たり前です! ほら、動かない!」
 「だって……あうっ!」
 「我慢しなさい!」

 ……無事、再処置終了。
 今度は漏れもなく良い感じ。痛いのを除けば。

 「今夜お風呂どうしよう……」

 次に考えていたことは、そんなことでした。

 ちなみに、ずる剥けた皮は服の裏側に細かくくっついていました。そうだよな。消える分けないもんな……。

コメント