バリウム〜〜〜〜

2001年11月8日
 今日は会社の健康診断です。
 本社に行って受けなければなりません。

 メリット :いつもより30分多く眠れる
 デメリット:朝の薬が飲めない

 まるで地面から50センチ浮いたところを歩いているような感覚。頭の中は当然ふ〜らふら。しかも体の末端はびりびりとしびれています。
 しかも本社に近づくにつれ、吐き気到来。会いたくない人が本社にはいっぱいいます。拒否反応です。
 本社に着いて、問診票をもらって速効で更衣室に逃げ込む亀。
 誰にも会わなかったのでちょっとほっとする。で、向かい合うは問診票。

 「胃が痛い」………○
 「いつも痛い」……○
 「おへその廻りが痛む」……○

 胃腸の項目は○ばっかり。

 「いつも不安感を感じる」……○
 「末端がしびれる感じがする」……○

 当然神経系の項目も○ばっかり。

 気づいたら、他の項目も○ばっかりで、問診票はアッという間に真っ黒に……。

 書き終わったら、まず外に行き、胸部レントゲンです。
 いっしょに身長を測るのですが、

 「165.9」

 この年で1センチも伸びてるよ、身長……。
 で、取ったら今度は尿検と体重。
 ここ2〜3日の成果が現れ、体重減。心の中でガッツポーズ。と言っても、元々が重いんですけどね(だから簡単に増減する)。
 で、血圧測定。いつもより高し。
 ……採血。

 ええ、両腕出しました。でも触れません。
 「いつも、注射器で搾り取るので……」
 この一言で、注射器登場。
 ちううううううううううっと吸い取られました。
 
 階が変わって心電図。……不整脈あり。
 続けて問診。真っ黒な問診票を見て、先生(今年は若い男の先生だった)、一瞬固まる。
 でも、そこは一応プロの意地。普通の顔で聴診器を当てる。
 「心臓にはこれといって異常はないみたいだね」
 精一杯の言葉に受け取れました、先生。

 場所は再び外。最後です。やってきました、恐怖のバリウム!
 亀は嫌いなんですよね、バリウム。ならば胃カメラの方がいいか? というとそうでもない。
 先ず、発泡剤を口に含む。少量の水で飲み下す。
 「おやっ!?」
 うまく飲めました。これはいつも5〜6錠の薬を一気に飲んでいる成果か!?
 次にバリウム。
 ごくごくごく……

 「あたし、スムーズに飲めてるよおっ!」

 びっくりです。スムーズに飲めているじゃありませんか! いつもみたいにちびちびとじゃありません。ごくごくと飲んでいるのです!
 そのまま、撮影室に入る。

 「は〜い。げっぷが出たらやり直しだから、気を付けてね〜」

 かる〜い口調で嫌なことを言う撮影の兄さん。
 この兄さん、本日一番のくせ者でした。

 「じゃあ、次は少し左に傾いて」
 「今度はうつぶせになって」

 この角度で、そんな体勢取れるかっ!

 最後はむこうもあきらめてくれたらしく、機材の方を動かして、何とか撮影を終えました。

 「じゃあ、着替えたらそこにある下剤を持っていってね」

 下剤……飲まないとバリウムが出ない。でも、飲むと、薬が吸収される前に出てしまう可能性有り。でも飲まないと出るものも出ない……。

 決断。下剤8錠Get。

 以上で検査終了。
 その後、急いで薬(頓服)飲みました。
 下剤は支店に帰ってから。1リットルのお茶を買って、4錠流し込む。

 昼を過ぎて、何とか手足のしびれはおさまってきました。くらくらも下降線。
 ……トイレに行きたくなることを除けば、普通の午後になりそうです。

 でも、下剤って、帰る頃に利き始めるんですよね……(しかも弱い種類の下剤らしい)。
 ちょっとイヤ。でも、バリウムに気を取られて、「死にたい君」今日は控えめ……。

 

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