理由はうちの母親の一言!
 「秘湯に行くよ!」

 ……唐突なのは血筋です。姉の親だと思わず感心。

 というわけで、「秘湯」とやらに行く羽目に。
 (引きずられてるなぁ……私の人生)
 車に乗って、高速で別荘地へとGo!
 別荘地の物産品やさんで「ヤーコン」類を買い込み、母の実家へと宅急便の手続きをする。
 その後、うちの母の土地を見に行く。
 (建てろよ、別荘。土地だけあったって意味無いじゃん>姉貴、お前もな)
 相変わらず、草ぼーぼー。
 一応確認してイングリッシュヒルズに行く。
 首尾良く行けば、お昼はイギリス料理だ! 

 ……今日は結婚式を行っているとのこと。よってお昼は食べられたとしてもフランス料理の食べ放題だそうで……。

 「イングリッシュ」なんだから、イギリス料理を出せえ! あくまでもイギリス料理じゃ! プディングを出せぇ!!(激怒)

 というわけで「秘湯」の方に昼飯を期待。
 旅館で食事と風呂がワンセットらしい。

 で、お昼。……ざるうどん……。
 美味でした。こしも適当にあって。でも、ざるうどん……。もうちょっとこ洒落たものを期待していただけにがっくし。

 でも空腹には勝てずに食べる。すする。噛む。
 噛みごたえが亀の美食のバロメーター。☆3つ。

 そしてメインイベントの「秘湯」だぁ!
 しかも、露天風呂!
 出たり入ったりして1時間ほど堪能。母がギブアップしたので出ることに。
 旅館のロビーでポカリを飲みながらしばし休む。やはり温泉は体力勝負。運転手がへばっていては山道は恐ろしい(亀は免許を持っていません。従って、運転は母親の担当)。
 充分休憩をとって、旅館を後に。体はぽかぽか。脳味噌もきゅー……。

 というわけで道に迷いました。「藤の花が綺麗だよ」なんて感心している場合じゃなかった。見事に迷いました。

 「さっきこんなところ通らなかったよ!」
 「通ったわよ!」

 強引です。こんな舗装されていない道は通らなかったってば!
 こんな開墾途中の場所なんて無かったって!!

 でも、何とかなっちゃうんですよね……。
 無事に本線についてしまう。
 この根拠のない幸運な展開が私は嫌いだぁ!!

 ともかく、後は寝ておりました。完全に温泉に当たってましたので。
 おかげで首が痛いです……。

 
 
 

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