鯨幕と陰陽師……

2002年7月24日
 さて、事務所の引っ越しに伴って、神棚もお引っ越し。そのため、神主さんを呼んで、お払い等の儀式をすることになりました。

 まあ、普通、そう言った聖職者を見るのはせいぜいがとこお坊さん程度なので、結構新鮮。袴も黒ではなく水色です。

 御神酒を準備して、いろいろと行う神主さん。
 一つ一つの作業をじーっと見る亀。
 結構この手の作業って見る機会がないから、ウォッチング。
 で、準備が終えて着替えてくる神主さん。

 「おおおおお!」

 TVで見るのとそっくりだ!
 あ、帽子ってメッシュなのね。
 高そーな刺繍の入った着物だのぉ……。

 かしこみかしこみ、お払いが始まります。
 でも、祝詞を聞いていると、結構笑える。念仏よりも笑えるぞ。でも、笑うわけにはいかないので、必然亀の両肩はふるえる。一応神聖な儀式なんだから。ついでに厄よけしてもらえ。

 最後に御神酒を飲んで、2礼2拍手。

 ……側にいた人にふと思ったことを言ってみる。

 「鯨幕(葬式の時の白黒のストライプの幕のこと)って、黒とブルーがありますよね。ひょっとしてブルーって神式用ですかね?」
 「え? 私、陰陽師と同じだ、って思ってた」

 人によって考える物事は違うようで……。

 で、誰か亀の疑問、説いてくれませんか?

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