立ち返って、正規の簿記の原則(検証可能性)……
2002年11月28日 さて、眠剤飲んで起きたのは7時半。
市内のホテルに異動するために8時半には荷物を部屋の外においておかなくてはなりません(ポーターさんがバスまで運んでくれる)。
よって、目覚めてすぐに支度をして朝食に。
朝食はビュッフェ形式。現地ではスモーガスボートとかなんとか言うらしいですが、ともかく朝食。
パンは自分で好きな大きさに切っていただきます。チーズとか魚のマリネとか(このマリネがまた美味い!)ハムもあるし、かりかりのベーコンなんかもあります。
で、ありました。事前情報で入手していたヤギのチーズ。これが甘くて美味しい! 結構日本人の口に合う食べ物君達です。
さてホテルをあとにして、市内観光。世界最北の町にあるというトロムソ大学、サーメ人の(日本でよく使われる「ラップランド」というのは差別用語だそうです)生活を再現してある博物館で、オーロラのビデオを見る。ここで自由時間が出来た隙にルーン文字のペンダントヘッド(水の意味を指す文字:シルバー製)と英語版のルーン文字の本を買う。次に北極博物館で極地探検のいろんな資料を見る。で、写真ポイントで写真を撮って、橋を渡って北極教会に行き(季節により閉まっている)も一度橋を渡って水族館に。
……すごい強行軍と思われるかもしれませんが、その博物館達はごく小さなモノ。よって1ヶ所につき30分ぐらいで見れてしまう。バスの中の方が多いくらい。ちなみに気温は−3℃ぐらい。しかし風が吹いているため体感温度はもっと低い。
で、市内に戻って昼食。
飲みましたよ、世界最北のビール。味は日本のビールよりも軽く、バドワイザーよりも少し重め。鯨肉のスープも出てきました。捕鯨国万歳(亀は鯨の肉も好きです。子供の頃給食に出てくると喜んだクチです)。
で、本来ならばオプションのはずの水族館に。そこで北欧の自然を見て(ちなみにそのフィルムに映っている風景は、北極圏よりも南のモノだそうです。道理でフィヨルドがあると思った)、アザラシの餌付けショー。近くで見るとかなりでかい。
そこからホテルまで再びバス。
さて、本日は市内のホテルです。現地のコーディネーターさん(日本人とのハーフのため、日本語がぺらぺらです)に本屋の位地を教えてもらって(ガイドブックが古いので、一応確認)、夕食までの間に市内を歩く。
さすがに寒い。断熱スニーカーにタイツ2枚履き、上はスキーのジャケット。当然のごとく息が白い。
でも、町並みがなんだかいい感じ。で、本屋発見!
さっさとカウンターに行きます。
「カレワラありますか?」
「カレワラ?」
本屋のお姉さんも「カレワラ」を知らないらしい。で、ひょっとしたら発音が違うのかもと思って例のプリントアウトした紙を見せる。
早速パソコン検索。
「これは扱っていないですね」
ショック……。大学があるくらいの町だから、と思っていたのに……。で、悔しいのでじっと探して「エッダ」のノルウェー語版を発見。購入。
「辞書は何処ですか?」
「他の階にあります」
とのことで2階にゆく。
どうやらここは本と同様にPCソフトも扱っているらしい。しかし、「この町で一番大きい本屋」と言っても、ワンフロアーが狭い。日本人は一番本を読む民族だと昔聞いたことがあるが、本当にそうらしい。あまりにも貧弱な本屋。
なので、一周するのにたいして時間もかからない。一通り見るのに10分もあれば亀には充分ジャンルが分かる。
で、辞書発見。が、
対日本語の辞書がない……。
一生懸命さがして、対英語の辞書が精一杯。
仕方がないので対英語の辞書を購入。英語のスキルを上げねば、です。
で、ほくほく顔でホテルに戻る。
メインストリートから離れた本屋なので、暗いのだが、そんなに気にならない。気になるのは自分の吐いた息が白く眼鏡に戻ってくるだけ。
ホテルに到着して、部屋に入る。
ヨーロッパのホテルは大抵アメニティーグッズが充実していないモノだが、ここは石鹸もシャンプーもバスバブルもある。無いのは歯ブラシぐらい(当然日本から持参)。さすが市内で一番良いランクのホテル。
さて、夕食後のオーロラ観測のために、昨日泊まったホテルにバスで向かう。
で、気づいたのだが、この町、ほとんどが三叉路で信号がない。信号が無い分を何でカバーしているかというと、ロータリー。
三叉路の真ん中にまあるく道が造ってあって、まっすぐ行くにはその円に沿って向こう側に行く仕組みになっている。
しかも、島と半島で成り立っている町なうえに平坦な場所が極端に少ないので、トンネルが発達している。そのトンネル、ボーリングマシンで掘ったように、日本のトンネルみたいに平らな壁じゃない。岩肌がそのまま生かされているのである。
ちょっとびっくり。オーロラツアー。
夕食は大きな鮭のムニエル。日本で売っている切り身の5枚分ぐらいを想像していただけるとよろしいかと……。それ故に味がナッシング。テーブルにある塩と胡椒を駆使して食べる。でも、決してまずくはない。
さて、食後はオーロラ観測。っていってもホテルの外に出るだけ。
空を見上げる。市内とは山一つ反対側なので明るくなくて観測に良い(その代わりバスで5分のところに空港があるが)。万全の準備をして外に出る。雪がうっすらと積もっていて、空は晴れ。星が綺麗に見える。
と、
すげ……
空にうっすらと白いモノが現れる。と思ったら、じわじわと空の感じが変わってきて、空一面にグリーンのオーロラが出現!
デジカメ駆使しまくり。いろいろと試してみたけどデジカメのウィンドウではよく見えない。家に帰ったら加工して見てみるしかないようだ。
寒いよりもすごいが優先して、出来るだけ暗いところに行く。
すごい。
感動するというよりも、感覚が麻痺してしまってかえって絶句。
それほどに見えた。大盤振る舞い。お腹いっぱい。そんな感じ。
うーん。さすがは「オーロラ紀行」。
みんな歓声を上げている中、亀、黙々と空を見上げる。
オーロラ様、30分ぐらいで一時撤収。
ホテルのロビーでセルフサービスのお茶を飲む。
で、いつしかうとうと……。
うとうと組が多かったため、添乗員さんが時間を切り上げて11時に我々も市内のホテルに撤収することに。
その夜はさすがにお風呂にお湯をはって、入浴剤を入れて暖まることにしました。
それにしてもあれだけのものが見えるなんて運が良い。
市内のホテルに異動するために8時半には荷物を部屋の外においておかなくてはなりません(ポーターさんがバスまで運んでくれる)。
よって、目覚めてすぐに支度をして朝食に。
朝食はビュッフェ形式。現地ではスモーガスボートとかなんとか言うらしいですが、ともかく朝食。
パンは自分で好きな大きさに切っていただきます。チーズとか魚のマリネとか(このマリネがまた美味い!)ハムもあるし、かりかりのベーコンなんかもあります。
で、ありました。事前情報で入手していたヤギのチーズ。これが甘くて美味しい! 結構日本人の口に合う食べ物君達です。
さてホテルをあとにして、市内観光。世界最北の町にあるというトロムソ大学、サーメ人の(日本でよく使われる「ラップランド」というのは差別用語だそうです)生活を再現してある博物館で、オーロラのビデオを見る。ここで自由時間が出来た隙にルーン文字のペンダントヘッド(水の意味を指す文字:シルバー製)と英語版のルーン文字の本を買う。次に北極博物館で極地探検のいろんな資料を見る。で、写真ポイントで写真を撮って、橋を渡って北極教会に行き(季節により閉まっている)も一度橋を渡って水族館に。
……すごい強行軍と思われるかもしれませんが、その博物館達はごく小さなモノ。よって1ヶ所につき30分ぐらいで見れてしまう。バスの中の方が多いくらい。ちなみに気温は−3℃ぐらい。しかし風が吹いているため体感温度はもっと低い。
で、市内に戻って昼食。
飲みましたよ、世界最北のビール。味は日本のビールよりも軽く、バドワイザーよりも少し重め。鯨肉のスープも出てきました。捕鯨国万歳(亀は鯨の肉も好きです。子供の頃給食に出てくると喜んだクチです)。
で、本来ならばオプションのはずの水族館に。そこで北欧の自然を見て(ちなみにそのフィルムに映っている風景は、北極圏よりも南のモノだそうです。道理でフィヨルドがあると思った)、アザラシの餌付けショー。近くで見るとかなりでかい。
そこからホテルまで再びバス。
さて、本日は市内のホテルです。現地のコーディネーターさん(日本人とのハーフのため、日本語がぺらぺらです)に本屋の位地を教えてもらって(ガイドブックが古いので、一応確認)、夕食までの間に市内を歩く。
さすがに寒い。断熱スニーカーにタイツ2枚履き、上はスキーのジャケット。当然のごとく息が白い。
でも、町並みがなんだかいい感じ。で、本屋発見!
さっさとカウンターに行きます。
「カレワラありますか?」
「カレワラ?」
本屋のお姉さんも「カレワラ」を知らないらしい。で、ひょっとしたら発音が違うのかもと思って例のプリントアウトした紙を見せる。
早速パソコン検索。
「これは扱っていないですね」
ショック……。大学があるくらいの町だから、と思っていたのに……。で、悔しいのでじっと探して「エッダ」のノルウェー語版を発見。購入。
「辞書は何処ですか?」
「他の階にあります」
とのことで2階にゆく。
どうやらここは本と同様にPCソフトも扱っているらしい。しかし、「この町で一番大きい本屋」と言っても、ワンフロアーが狭い。日本人は一番本を読む民族だと昔聞いたことがあるが、本当にそうらしい。あまりにも貧弱な本屋。
なので、一周するのにたいして時間もかからない。一通り見るのに10分もあれば亀には充分ジャンルが分かる。
で、辞書発見。が、
対日本語の辞書がない……。
一生懸命さがして、対英語の辞書が精一杯。
仕方がないので対英語の辞書を購入。英語のスキルを上げねば、です。
で、ほくほく顔でホテルに戻る。
メインストリートから離れた本屋なので、暗いのだが、そんなに気にならない。気になるのは自分の吐いた息が白く眼鏡に戻ってくるだけ。
ホテルに到着して、部屋に入る。
ヨーロッパのホテルは大抵アメニティーグッズが充実していないモノだが、ここは石鹸もシャンプーもバスバブルもある。無いのは歯ブラシぐらい(当然日本から持参)。さすが市内で一番良いランクのホテル。
さて、夕食後のオーロラ観測のために、昨日泊まったホテルにバスで向かう。
で、気づいたのだが、この町、ほとんどが三叉路で信号がない。信号が無い分を何でカバーしているかというと、ロータリー。
三叉路の真ん中にまあるく道が造ってあって、まっすぐ行くにはその円に沿って向こう側に行く仕組みになっている。
しかも、島と半島で成り立っている町なうえに平坦な場所が極端に少ないので、トンネルが発達している。そのトンネル、ボーリングマシンで掘ったように、日本のトンネルみたいに平らな壁じゃない。岩肌がそのまま生かされているのである。
ちょっとびっくり。オーロラツアー。
夕食は大きな鮭のムニエル。日本で売っている切り身の5枚分ぐらいを想像していただけるとよろしいかと……。それ故に味がナッシング。テーブルにある塩と胡椒を駆使して食べる。でも、決してまずくはない。
さて、食後はオーロラ観測。っていってもホテルの外に出るだけ。
空を見上げる。市内とは山一つ反対側なので明るくなくて観測に良い(その代わりバスで5分のところに空港があるが)。万全の準備をして外に出る。雪がうっすらと積もっていて、空は晴れ。星が綺麗に見える。
と、
すげ……
空にうっすらと白いモノが現れる。と思ったら、じわじわと空の感じが変わってきて、空一面にグリーンのオーロラが出現!
デジカメ駆使しまくり。いろいろと試してみたけどデジカメのウィンドウではよく見えない。家に帰ったら加工して見てみるしかないようだ。
寒いよりもすごいが優先して、出来るだけ暗いところに行く。
すごい。
感動するというよりも、感覚が麻痺してしまってかえって絶句。
それほどに見えた。大盤振る舞い。お腹いっぱい。そんな感じ。
うーん。さすがは「オーロラ紀行」。
みんな歓声を上げている中、亀、黙々と空を見上げる。
オーロラ様、30分ぐらいで一時撤収。
ホテルのロビーでセルフサービスのお茶を飲む。
で、いつしかうとうと……。
うとうと組が多かったため、添乗員さんが時間を切り上げて11時に我々も市内のホテルに撤収することに。
その夜はさすがにお風呂にお湯をはって、入浴剤を入れて暖まることにしました。
それにしてもあれだけのものが見えるなんて運が良い。
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